「夜明けに、月の手触りを」から、展

【「夜明けに、月の手触りを」から、展】はじまりから、その日までの軌跡

『夜明けに、月の手触りを』から、展~語りひらく東京・松本・オンライン編~

『夜明けに、月の手触りを』から、展 は、2013年に当時26歳の女性が書いた戯曲(演劇の台本)『夜明けに、月の手触りを』を触媒として場をひらき、性別年齢様々な人達で言葉を交わすプロジェクトです。
二十代後半の5人の登場人物たちがそれぞれ自身の心のひだを語る10年前のフィクションを小さなきっかけにして、#Me too 以後のジェンダー観の変化や、家族やパートナーとの関係、社会に対する違和感など、集った人たちがそれぞれお互いの声を聴き合う場となりました。

2023年7月に上田市の犀の角ではじまり、その後、東京・松本・オンラインでも場をひらき、10月の13日から3日間は、それまで80名以上と交わした言葉の断片の展示と、有志参加者と構成した言葉の上演、来場者を交えたクロストークを開催。

10月の犀の角で一区切りと考えていたこの企画ですが、

 

終わってから「10月、立ち会いたかったけど上田市まで行けなかった」「関心があるのでどのような会だったのか共有して欲しい」という声を多くいただきました。
企画が終わってからも、来場者や参加者の間でそれぞれ対話が続いているようで、今回の企画のプロセスは振り返りながらシェアする意義があるかもれない、と思い、これまで場をひらいた松本・東京・オンラインでも、交わされた言葉を振り返りながら、改めて機会を設けることにしました。

『夜明けに、月の手触りを』から、展~語りひらく編~

これまでと同様に、『夜明けに、月の手触りを』の戯曲を触媒としながら、企画のプロセスを振り返ったり、これまで交わされた言葉をシェアし、集った方と言葉を交わします。(もちろん、発話したくない方は聴いているだけで構いません!)

企画者のわたし(藤原佳奈)が進行しますが、多視点で言葉を交わせた方がいいなと思い、これまでの企画参加者や来場者の何名かにも声をかけています。

 

言葉を聴き合うことを試みる場ですので、参加にあたって、演劇やジェンダーについての知識や関心がなくても全く問題ありません。少し立ち止まって自分と他者の声に耳をすませてみたい方、場づくりに関心がある方などにもおすすめです。

 

下記記事などもご参照ください。ご来場お待ちしております!

 

『夜明けに、月の手触りを』から、展の案内(過去ブログから記録も読めます)

 

『夜明けに、月の手触りを』から、展についての寄稿文-11月9日(木)朝日新聞夕刊

 

10月14日の来場者(やぎかなこさん)が書いてくれたレポート

 

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『夜明けに、月の手触りを』から、展
~語りひらく東京・松本編~


~語りひらく東京編~

日時:11月27日(月・満月)19時~21時半(18時半OPEN)

進行:藤原佳奈、坂口彩夏、伊藤聖実

会場:100人の本屋さん 東急世田谷線松陰神社前」駅徒歩すぐ

参加費(選択制):2500円 or  4500円 or 6500円

※全ての参加費に、台本1冊(価格1,000円)分の料金が含まれます。

~語りひらく松本編~

日時:12月27日(水・満月)19時~21時半(18時半OPEN)

進行:藤原佳奈(その他、これまでの企画参加者や来場者)

会場:栞日

参加費(選択制):2500円 or  4500円 or 6500円

※全ての参加費に、台本1冊(価格1,000円)が含まれます。

参加費は、選択制です。金額による内容の違いはありませんので、懐事情や関心度合いに合わせてよいものを選択ください。この選択式は、
場をひらく際のお金のやりとりについて再考するため、今回有料で場をひらく際に毎回採用しています。すこし面倒かもしれませんが、宜しくお願いいたします!
台本をお持ちの方は、その旨備考でお伝えください。割引いたします。


東京編・松本編 ご予約フォーム

https://forms.gle/cGyL1JzMPnHL5zac6

 

【オンラインでも開催します!】

『夜明けに、月の手触りを』から、展~語りひらくオンライン編~

日時:12月13日(水・新月)19時~21時半

進行:藤原佳奈(その他、これまでの企画参加者や来場者)

会場@zoom

※声を聴き合う場に徹するため、顔を映さず、カメラオフでの参加をお願いします。資料など画面で共有いたしますが、企画者も顔は映さず進行します。

参加費(選択制):2000円or4000円or6000円 
すべてに、台本データ(価格500円)分の料金が含まれます。


ご予約は下記peatixからお願いします。
https://yoakekaraten.peatix.com/

 

 

[企画者 プロフィール]

藤原佳奈

演劇家。身体と言葉の結び目を手掛かりに、わたしたちのはたらきを見つめ、場をひらく。能楽堂や、取り壊し直前のアパート、居ぬきスナックなど、様々な場所で「劇場」の機能を思考し、実践を重ねてきた。2023年現在、長野県松本市に居住。

 

とよはし芸術劇場主催 ⾼校⽣と創る演劇『Yに浮かぶ』脚本・演出(2020)

https://www.youtube.com/watch?v=hZz0umBvX2U

神奈川県主催 分⾝ロボットOriHimeプロジェクト『星の王⼦さま』脚⾊・演出(2022)

https://www.youtube.com/watch?v=Zkr01dPUivg&t=1891s